「不当解雇と労働審判」私の体験メモ+ぷらす

労働問題関係に思うところなどを書きます。

弁護士さんと裁判官は嘘を見抜く

労働審判を経験して良かったと思ったことの一つは、多分、弁護士さんは嘘が分かるんだろうなということを知ったことです。
先日、本屋さんで下記のような本を見つけたので、やっぱり弁護士さんは嘘が分かるんだなと思いました。
まだ読んでいないのですが(汗)そのうち読みたいと思います。

「まんが 弁護士が教えるウソを見抜く方法」(著者:深澤 諭史)

著者の方はツイッターもやっているようです。

弁護士さんは嘘を見抜くことが出来ますし、もちろん裁判官なんかは嘘を見抜くのが本職だと思います。
もちろん弁護士さんも、裁判などの相手方の嘘を見抜くのも大事な仕事の1つだと思います。

一般?の方なども嘘を見抜くのは得意だよという人も多くいるのかもしれません。

嘘を見抜く方法は、丁度先週、大河ドラマ「青天を衝け」で主人公の渋沢栄一がしていた「色々質問をする」というシンプルなものです。「いつ?」と聞くのもポイントです。殺人事件でなくても日時が真相に関わってくることは多いです。

簡単な例えを言うと、実は全然サッカーが好きじゃないのに「サッカーが好き」という嘘をついている人に、色々サッカーについて質問してみて、全然サッカーについて答えられない場合は「サッカー好きって実は嘘じゃないの?」という感じになります。
(いまいちな例えだったかもしれませんか)

日常的に「本当にあの人は嘘ばっかりだな」とか「あなたさっきと言ってることが違うよ」とか「本当にあの人は言っていることがいつも無茶苦茶だ」なんて分かりやすい嘘を平気でつく人も良くいるかもしれませんが、労働審判や裁判でそんな事をしたら負けます(多分)。私であればそのような主張を会社がしてきたら「会社側のこの主張は矛盾していて信憑性に欠ける」などと反論します。(ちなみに私の相手側の会社の労働審判での主張は矛盾だらけでした。書類が提出される度に、前の書類と言ってることが違うんですけど?こっちが本当だとあっちが嘘で、あっちが本当だとこっちが嘘だよ?みたいな無茶苦茶な主張でした。)

少し話が外れましたが、色々質問をすると嘘はばれてしまうことが多いんです。
もちろんどう質問するのかも重要です。嘘をついていると、嘘でないならスムーズに答えられる筈の咄嗟の予期しない質問に答えられないことが多いようです。

ただ、友達であったり、同僚であったりといった身近な人に色々問い正すというのは気が引けるものですから、あまり色々聞けずに残念ながら騙されて嫌な思いをするということが多いかもしれませんが、少し質問をしてみて「何かこの人うさん臭いな」と思ったら気を付けてみた方が良いかもしれません。

何もいっさい質問したりせずに相手の主張を鵜呑みにしてしまうのは危険だなと思いました。



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