「不当解雇と労働審判」私の体験メモ+ぷらす

労働問題関係に思うところなどを書きます。

ホームページ開設の下心?

先日、私の労働審判の体験をまとめたホームページを開設しました。

 労働審判について書かれたサイトは裁判所のサイトや、弁護士さんのサイトも多くありますし、都道府県や市区町村で実施している無料の弁護士相談や、多くの弁護士さんは初回30分~1時間は無料相談を実施していますから、正確な情報は是非そちらをご利用いただけたらと思いますので、私のHPは一般人の体験談ということで何か参考になればと思います。

 世の中、法律を守らないブラック企業がとても多く、労働問題で悩んでいる人に労働審判などについて知ってもらい、少しでも問題解決の役に立つことが出来れば勿論嬉しいですし、またそのことで不当な行いをするブラック企業が少しでも減って少しでもよい世の中になれば、自分にとっても過ごしやすい世の中になってWin-Winになるのでは?
という目論みがあり、労働審判の体験をまとめたホームページを作成しました。

(ちなみに残業代を払わないなど違法行為をしている会社に違法行為を注意したりすると解雇される可能性があるので注意してね)

 しかし労働審判や裁判を推進したい、是非みんなに労働審判などをやってもらいたいという思いは全くありませんので、あくまで労働審判などについて知っていただけたらというのが目的ですので、労働審判をするのは自己責任でお願いします。

<(_ _)>

労働審判や裁判をしようかどうか迷っている方は多くいると思います。
何で悩んでいるかも理由は人それぞれだと思います。

労働審判や裁判以外の解決方法を模索している人もいるかもしれません。

 私が半年務めた会社を不当解雇されて「もうこんな会社訴えてやる!」という思いに至ったのも過去のいろいろな経験があったからだと思います。
若いころはブラック企業で不当な扱いを受けて転職してみたり、ひたすら不当な扱いに絶えてみたり、根気強く会社に不当な扱いを改善するように話し続けたりしましたが徒労に終わったという経験から、今回突然会社を不当解雇され、「これはもう労働審判をするしか解決策はない」という考えに至りました。

私がそういった考えに行きついたのも、今までのいろいろな自分の試行錯誤の経験を経てのことですから、もちろん転職をして良い結果になる人もいますし、会社の不当な扱いにも退職せずに耐え続けても長い間勤めていれば会社の人間関係なども入退社などで人が入れ替わって変化することもありますから、そのうち良くなることもあると思います。

そういったことはやはり自分自身がいろいろと経験してみないと分からないことですから、上手く言えませんが、いろいろ試行錯誤して、悩んで、やっぱり労働審判や裁判をしないとダメだと自分が判断する心境に至ったら、労働審判や裁判を解決手段の1つとして考えてみるのもよいかもしれません。

 また、HPでも書きましたが、労働審判や裁判は本当にやってみないと結果は最後までどうなるか分かりませんし、精神的に負担が大きくかかる可能性もあります。
確実な証拠が揃っているという方は、早く解決するかもしれませんが、やはり会社側という相手がいることなので、実際に戦ってみないと会社側がどう出てくるか、どう折れるかは会社側にしか分かりません。

例えば10回戦勝負だったとして、1回戦で会社側が負けを認めてくるのか、10回戦までもつれ込むのか(私は1回で終わりましたが)、労働者側と会社側の和解案でどこで折り合いがつくのか、元々は勝てる見込みが高くても、凄腕弁護士が会社側についてもしかしたら負けてしまう可能性もあるかもしれませんし、思っていたより圧勝して良い結果を得られることもあるかもしれません。

 労働審判や裁判をするかしないか、とても悩ましいと思いますが、何か参考の一助になればと思います。



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